「原宿表参道元氣祭・スーパーよさこい」
「原宿表参道元氣祭・スーパーよさこい」は、東京の原宿で開催されているよさこい祭りです。
それでは、なぜ高知県で有名なよさこい祭りが東京で行われるようになったのでしょう?
スーパーよさこいが行われるようなった当時は、毎年盛り上がっていた冬のイルミネーションが開催されなくなり、原宿と表参道地域の代表的なイベントがなくなってしまいました。
表参道は明治神宮の参道です。その参道には商店街もあるので、街の活性化を取り戻すためにも、踊りや音楽、ファッションを取り入れた華やなよさこい祭りに目を付け、「これなら多くの人々が元興味がある」と思ったのです。
さらに、そのタイミングに合わせたかのように、「東京で高知のよさこいをやってみませんか?」という話もちょうど見つけたのです。
そして、商店街の代表の方がすぐに高知に出向き、高知県知事と高知市長と会談することになり、東京でよさこい祭りが開催される話が進められたのです。
原宿のよさこい祭りは、2001年の夏に第1回が行われ、参加したチームは22チームでした。
次の年には42チームに増え、2003年には66チーム、2004年には90チームと、どんどん参加チームが増加し、現在では100チーム前後が参加するほど拡大しました。
また、高知県で受賞したチームも参加するなど連携を取り、本場のよさこいを披露しています。
また、現在では、スーパーよさこいと同時に、日本最大級のうどんのイベント「うどん天下一決定戦」も開催しています。
このイベントは、日本全国のうどんが集まり、来場者がどのうどんが日本一かを決めるものです。
ご当地のうどんを食べられるということで、毎年、大勢の人々でにぎわっています。