関根義光
同じ方法ですべての人のモチベーションが上がらないのは、考え方や好みの違いが大きく関係しています。
勉強でいえば、興味のある科目の勉強は一生懸命やるけども、それ以外はまったくやらない子どもが多いことでもわかります。
数学が好きな子どもと国語が好きな子どもでは、それぞれの科目の勉強をするときのモチベーションが異なることは容易に想像できるでしょう。
なぜそうなのかをしっかり考えておいた方がいいでしょう。
単に受験が目前に迫っているという不安感をあおるだけでは、一時的にモチベーションが上がったとしてもすぐに元に戻ること。
また、モチベーションは学校の先生や親から上げてもらうものではなく、自分で上げる工夫をする必要があります。
モチベーションを意識的に高めることを考えましょう。
数学が嫌いでも、これまで偉業を成し遂げた数学者の経歴を思い浮かべたり、苦労をした人の話を読んでみると、自分にもできるのではないかと思うこと。
前提として、長時間の勉強では高いモチベーションを維持することは無理です。勉強をする環境も大切かもしれません。
やるべきことを明確にして、それが終われば今日の勉強は終わりと決めることも効果的です。